『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』観てきました

 以下、ネタバレ有りです。
 やられた。なんと云うか、完全に二世代映画の攻め方を踏襲してあったので、またしても泣かされてしまいました。
 あまり熱心なファンで無い私は、映画版ドラえもんの主題歌というと『風のマジカル』と『少年期』くらいしか思いつきません。とりわけ、小泉今日子が歌った魔界大冒険の主題歌は、少し大人びた雰囲気が印象的で、映画版ドラえもんが立派なジュブナイルである事に気付かせてくれた思い出深い曲です。まるで美夜子さんからの歌のようにも取れなくも無いこの主題歌は、当時の映画館へ行った男子ならどこか甘酸っぱい香りとともに記憶されているかもしれません。
 そんな思い入れのある作品がリメイクされたときいて観に行ってみれば実に良くできた冒険映画で、正しくジュブナイルの血統を受け継いでいたのが嬉しかったのでしょう。泣かせどころではない筈の場面で色々と泣いてしまいました。
 偏見といわれるかもしれませんが、やはり女性監督を起用したことが効果をあげているのだと思います。今回は、玉子さんがツボでした。例えば、庭で雨に濡れているのび太に風邪をひくから体を拭きなさいと家のなかから声をかけたり、地震が起きれば真っ先にのび太をかばい身を呈して護っているなど、母親としての自然な演出が丁寧に積み重ねてられてある点は女性監督ならではのものではないでしょうか。
 それだけ丁寧に作劇を続けていくからこそ、いささか古典的とも言える美夜子とお母さんとの別れも無理なく胸を打つのでしょう。美代子がしずかちゃんの髪を梳かしながらお母さんの回想に入る場面であらかじめ泣かされていたこともあり効果も二倍でした。
 劇中では明言していませんが、お母さんとの思い出を振り切って強く生きていくために髪を切っていたのかと思えたもので、物語のおわりに美代子が髪を伸ばしてみると言ってくれた時にはまた泣いてしまいました。
 ここまでなら、単に涙もろいおっさんの話なのですが、最初に書いた「やられた」と思った瞬間が最期に控えているとは思っても見なかったので、不意をつかれた形でまた泣かされてしまうわけです。
 映画全体が泣かしにかかってきていることもあり、普段の品性下劣な私を保つためにしずかちゃんのパンチラをカウントしていたのですが、最後の五回目のパンチラが実に素敵なパンチラで(こう書くとただの変態ですが)、監督の粋なはからいに思わず涙してしまうわけです。「風のマジカル」をわかっている監督が作ってくれた映画なのだなぁと。
 世代人必見の映画です。是非とも映画館で感動を共有してください。

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