『WEEKLYプレイボーイ 3・23 NO.12』の小松彩夏

 表紙と巻頭グラビア七頁。
 表紙の刺激的な惹句から物凄くえげつないものを想像してしまった私が邪悪なだけで、実際にはそんなにいやらしい構成ではなく新しい段階へと進む最初の第一歩のような地に足のついた構成でした。
 おそらくは、最初の頁に掲げられてある「もう誰にも『美“少女”』とは呼ばせない。」との一文が今回の主題なのでしょう。表紙こそ典型的な笑顔の写真ではありますが、頁をめくっていくごとに今までとは違う雰囲気の表情が現れるので、確実に「美女」の領域へ進みつつあることが実感できます。特に、最後の一枚で見せる、かすかな憂いを感じさせる微妙な表情は、確実に大人の女性のものであるようにみえます。そこには、いつまでも美少女戦士の幻影に囚われている私などを軽々と飛び越えていくしなやかな強さも感じられて、寂しさと同時に一種の爽快感すら憶えてしまうのです。
 もちろん、そういう寂しさに耐えられない者のために、二枚目の写真等で所謂アイドルグラビア的な要素も残していてはくれるのですが、そんな写真でも実は美形要素の方が可愛い系の要素よりも多く配分されてあるので、確かに「美少女」という分類では収められなくなっていると思います。
 そんな送り手の意図を踏まえたうえで、あえて私が望むのは、かの方には今後とも「美少女」の側へすぐに戻れるだけの振れ幅を持っていていただきたいな、と。
 視る側の要望に幾らでもこたえられる柔軟性と、それらを可能にする表現力が、かの方には兼ね備わっているのですから、無理やりな方向付けで角を矯める様な事になりはしないかと・・・、老婆心ですね。
 というわけで、それらのさまざまな思いのちょうど中間にあるような、三枚目の黒い水着での写真が、個人的には今回のベストでした。

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