『超ミュージカル版ケロロ軍曹コチョコチョ大作戦であります!』の加藤夏希

 どうせ、通りすがりの女仮面ライダーくらいの出番しかないのでは、とか思っていたのですが、これが意外にも後半でガッツリとかんでくる、というか所謂ラスボスだったので驚きました。
 しかも、男性の部下を二人従えているというドロンジョ様状態で堂に入った悪役ぶりも素晴らしく、かの方の新境地は一体いくつあるのかと恐ろしくなる位でした。本当に、声の出演だけなのに、艶っぽい女ボスを魅力たっぷりに演じておいでで、思わず実写版ヤッターマンの白ドロンジョに脳内キャスティングしてしまいました。
 それにしても、半魚人といい今回の巨大蛸といい、どうにも海産物に縁のある声のほうが生き生きと演じているように思えるのは気のせいでしょう(^_^;)
 ミュージカル自体も良い出来で、そこはかと匂うテーマとそれらをしっかりと伝えられるだけの力を持つ役者さんたちの身体能力の高さに唸らされました。
 一切の予備知識なしで見に行ったものですから、最初に夏美が出てきた時こそ邪まな私はがっかりしたのですが、中身を問題にするのが愚かな位にナチュラルな動きだったので終幕を迎える頃には最初の落胆などは忘れていました。とは言いつつ、邪まな私の方は、制服姿のモアにロックオンしていたのは間違いないのですが…。
 いずれにせよ、この劇団の独特な舞台は以前から噂に聞いていたので、観劇のきっかけが出来たのはありがたいことでした。おそらく、ラストの巨大ボスなどでその技術力が発揮されているのでしょう。よく見ると、アトラク版とはかなり造りの違うケロン人のぬいぐるみにも相当な技術が注がれていて、特に、肩に肘を、肘に手首を入れるようになっている腕の処理はさすがだと思いました。おかげで、よく動きよく踊るので、まさにミュージカルの為のぬいぐるみになっています。
 そして、タイトルにもある[コチョコチョ大作戦]ですが、会場全体を巻き込むあのカタチでのラストというのは実に夏休みの家族向けミュージカルらしいエンディングで、はかない妄想だとは思いつつもセラミューでも同じシステムを取り入れてくれればどれだけ悶死する者が出ただろう、などと思ってしまいました。

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