ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』~アン ヌーヴォー ヴォヤージュ~を観劇


サンケイホールからの帰り道、「セーラームーン」のショッパーを持つ自分が傍目には何の羞恥プレイに見えるか、という事がどうでも良くなるくらいには感動。
なまじキチンとした劇場だけに、二階席からの鑑賞はアイビームも届かぬ神の視点過ぎて(ファラオ90気分は味わえるものの)臨場感も削がれがち……等と思っていた自分がバカだった。
さーとんの声が届く!マーキュリーの歌が胸をうつ!マーズの眼差しが二階を射抜き、ビーナスの美しさが劇場を満たす。そして高橋ユウの伸びやかな「まこちゃん」は、もはや演技の域を越え、本当に今そこに「木野まこと」を「セーラージュピター」を現出させる素晴らしさ。確実にカンパニーとしての力が増している。つくづく理想的なキャスティングだったんだなぁ、と眼前の奇跡を改めてかみしめる。
感動の瞬間にこそトリハダが立つ事を旧セラミューで教えられ、それと同じ感動を与えてくれた新世紀のキャスト。卒業するのはいかにも淋しいが、今までと同様に新しい旅立ちを笑顔で見送るのだ。ボンボヤージ。
そんな気持ちで観ていると、「卒業」という台詞や「新しい一歩」という歌詞にも余計に意味を持たせていちいち泣きかける始末。終演後のセーラー五戦士のお見送りでは相当に挙動不審な中年が出来上がっていたに違いない。ある意味、千穐楽に行けなくて良かった。と、強がりを書いてしまう位には悔しい。円盤に期待。

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