『サマーウォーズ』観てきました

 以下ネタバレありです。
 『時かけ』ほどではありませんが、こちらも、この夏のうちに映画館で見ておいたほうが面白い作品です。
 日本を舞台にした「民主的なアクション」物という、今まで誰も観たことの無い映画を作り上げる細田監督の手腕には驚かされるばかりです。内容が近しい『僕らのウォーゲーム』の頃から見ていないことが本当に悔やまれます。
 生活感あふれる描写の積み重ねがアクション物を成立させるリアリティに繋がっているので、色々と細かい部分をあげつらわずに見入っていけます。それだけに感情移入もしやすく、予想していたよりも多く泣いてしまいました。
 たぶん泣かせる場面ではないと思われるのですが、最初の混乱の中、おばあちゃんが方々へ電話をかける場面でも泣いてしまいました。地球的規模でおきているシステム混乱に対して誰もが打つ手は無いとあきらめている時に、黒電話で送られた励ましの言葉が世界を変えていく。どんなにハイテクな世界でも最後には、人の頑張りが効いてくるという話には感動してしまいました。
 他にも色々と泣かされて、もちろんOZでの「こいこい」にも泣きました。いわゆる悟空とかガメラの元気玉と違うのは、あの戦いを見守っている世界中の傍観者の間から自発的に善意の発露として自身のアカウントを差し出してきたという部分で、ティガの最終回なんかが好きな自分にはど真ん中な展開でした。なので、夏希の少し唐突にも見えるメイクアップ!も許せてしまいます。
 そういう筋運びの上でもOZという設定は良く考えられてあると思います。おかげで、まさに「親戚一同」が世界を救う映画ができあがったわけです。逆に言えば、これ以外の設定では、日本を舞台にした普通の人が主人公のアクション映画は作れないのかもしれないのですが、とりあえず今のところは原作物でなくオリジナルでこんな作品が作られたことを喜んでおきたいと思います。
 あ、アバターではイカ頭巾がかっこよかったです。

 
僕らの夏の夢/ミューズ
ワーナーミュージック・ジャパン
2009-08-19
山下達郎

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