にょロボてぃくす目当てで『フールジャパン ABC・オブ・鉄ドン』を鑑賞

 素晴らしいまでにくだらない(←褒め言葉)バカ映画の祭典でした。また、私のような者でも怪獣三匹や巨大女二人(うち一人は人形)など見どころが満載で、割と楽しめたイベントでした。
 もちろん、にょロボてぃくすの美しさを銀幕で拝見できるありがたさは格別で、劇メーションによる天ぷら銃などインパクトの強い映像の中でも私の立場を忘れずにいることができました。

 以下ネタバレありです。
 にょロボてぃくすからはコットン姉さんが『ハイテク』に出演されているわけですが、正直に言えば微妙な感じは拭えませんでした。
 まず、ファンとしての立場から見れば、加藤夏希が『TOKYO 11』に出た時のような(解りにくい……)アイドル鑑賞においては複雑な立場をとらざるを得ない状況設定が問題ではありますが、実際にはそれ以上の描写はありませんしヨコシマンとして楽しんでしまえば妄想の幅も広がったかもしれません。
 残念なのは、一般人の立場から見た場合でもバカ映画(←くどいようですが褒め言葉)度合いが低かったというか、突き抜けた部分が無かったところでしょうか。お話自体が出オチなうえに「にょロボてぃくす」が一般マスコミで扱われる時のお約束自体をストーリーにしているので、我々には今更な部分が余計に強調されてしまう部分もあったとは思います。しかし、そんな部分を差し引いても、結末が予想できる筋書きだっただけに、何か一つ突き詰めた要素が欲しかったところです。
 いや、わかってます。こんなに長々と、上映時間の何倍もかけて、内容を吟味するべきものではないということも。
 実際、かの方でなければ演じられなかった「役」ですし、コットン姉さんの安定した演技力を拝見できたのも嬉しかったわけですから、こういう映画が撮影される機会自体には感謝せねばならないのでしょう。今後もアイドルらしく色々な映画に出演していただきたいものです。

 今井監督の職人技を堪能したりニンジャに笑かされたり、ひよっとしたらバカ映画でなくなってしまう程に完成度の高い田口監督の「Z」から、本当にどうしようもなくて笑うしかない「L」jまで、オムニバスの醍醐味を味わえるイベントでした。『~危機一発』も観たかったなぁ……。

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